2016年02月22日
お姿の出たローソク
九頭竜大社では、ローソクと線香をお供えしてから本殿を9回まわるお千度をしてお参りいただきます。このことはご存知の方々も多いと思います。本殿を9回まわるお千度は、まあ大体15分から20分くらいかかります。もちろん、もっともっと時間をかけてじっくりとお参りをなさる方々も多くおられます。
お千度の前にはローソクにお灯りをお供えするわけなのですが、このローソクは大体半日程度で燃え尽きます。大概は綺麗にすべて燃え尽きるのですが、まれに下の写真のようになる時があります。


竜の鱗のようにロウが垂れる。昭和29年の御発祥間もない頃より「お姿の出たローソク」とされ、これは瑞兆、大変よい兆し、神様からのよいお知らせであるとされるのですね。
ローソクが燃えてゆくのに半日くらいかかるわけですから、皆様方がお参りの間に出ることはほとんどありません。
皆さま方がお参りをなさってお帰りになった後、職員がお姿の出たローソクを見つけ、しばらく保管いたしております。

Bと書かれたローソク台の専用のスペースに、お姿の出たローソクをしばらく保管いたしております。
つまり、このBのローソク台の専用スペースがいっぱいになってしまうと、より以前のローソクから順番にお焼き上げをしてゆくわけなのですね・・・
ですから、お姿の出たローソクは、これだけの期間保管しています、というような決まりはありません。まあ、通常は2ヶ月程度でしょうか・・・ 不思議なことに時期によってお姿の出ることが多い時、そうでもない時がありますので、なんとも申し上げられないのです。
九頭竜大社によくお参りをされ、前回お参りの際にお供えしたローソクにはお姿が出ていたのだろうかと、Bのローソク台の中を確認される方々も多くおられます。
九頭竜弁財天大神様は本当に私達をよく見ていてくださいます。
必ず私達が分かるように、何らかの合図、お知らせをくださるのです。
この「お姿の出たローソク」は神様からのよいお知らせです。実際、本当に絶妙のタイミングでお姿が出ます。そのような信者の方々のお話しを本当によくお聞きします。
今回は「お姿の出たローソク」についてご紹介させていただきました。
恐縮ながら、原則お電話などでお姿が出た旨をご連絡申し上げることは出来ません。多くの方々が様々な願いを込めローソクをお供えになりますので、ご対応が出来ないのです。どうぞご了承ください。
ローソクのお姿はそうそう卒中出るものではありません。
九頭竜弁財天大神様よりのよいお知らせです。
大切な時期、大切なときにお姿は出ます
今回もご覧くださり有難うございました。