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Posted by 京つう運営事務局  at 

2015年08月30日

ある若い方のご相談


ある若い方からこのようなご相談を受けました。



「私は数人で会社を経営しています。
結構目にかけていて何年も一緒に仕事をしてきた職員さんがいます。

先日その職員さんが、ちょっと自分としては考えられないようなミスをしたんです。

こんな意識でしか仕事をしてくれていなかったのか・・・ ここ何年もこんな風に考えて仕事をしていたのかな・・・

本当にがっかりしたんです。

すみませんでした、これからは改めて頑張ります、という風に言ってきてくれればこちらとしてもとても嬉しいのですがそんなこともない・・・

注意をしたら、もうそろそろ辞めたいというようなことも言い出して・・・

大切にしたい職員さんなんですがどうしたものなのか・・・ どうしたものでしょうかね・・・」



と、概ねこのような相談を受けている最中に、ご相談の方の携帯電話が鳴りました。
何と、今相談をされている職員の方からの電話とのこと。


「いま相談中だから後にしますよ」とご相談の先方さま。
「いやいや大切な職員さんなんでしょう。電話してあげてください」と私。


20分くらい電話でお話しされていました。

その電話で何らかの結論が出たということはなかったようですが、私は、一人の職員さんにこれほど思い入れることの出来る方は、本当に素晴らしい人物だと思いました。


このご相談の方は、今はなかなか結果が出にくい、すこし弱い運気の年回り。
いろいろとお話をうかがっていても、実際そのようでいらっしゃいました。
そんな時期に、本当に貴重な経験、学びをされているのだと感じました。

大変調子のよい、思うように結果が出るときには、案外大切なことを見落としてしまうことがありがちなのです。


この若いご相談の方には、
「きっと今回の件で、何か大切な学び、気づきを得られ、良い方向に向かっていかれるのではないか」
「九頭竜弁財天大神様は、長い目で見れば、必ずよい方向にお導きくださる」
大きくこの2点をお伝えいたしました。



九頭竜大社には、上記のような思い、悩みをもった方々も多くお参りされ、真剣な気持ちで九頭竜弁財天大神様にお祈りされています。



今回もご覧くださり有難うございました。




















  


Posted by 九頭竜大社  at 13:43Comments(0)

2015年08月24日

素直とは


「素直で前向きな人が伸びる」
よくこのように言われます。


これはその通りだと思うのですが、次のようなケースもありませんか?


複数の人達から指導やアドバイスを受けることがあります。
人によって言うことが違うことはよくあります。
自分に合う人もいれば、合わない人もいると思います。

そのような時に、あまり神経質になって皆の言う通りにやろうとしても、上手くいかないと思います。


もちろんアドバイスを受けたときに、まずはその通りにやってみるという素直な姿勢はとても大切なのではないかと思います。
ただ、やってみて「ああ、このやり方は自分には合わないな」と感じたら、その自分自身の感覚にも素直になって、勇気をもってそのやり方を捨てることもまた、とても大切なのではないかと思うのです。



助言を受けたらまずは素直にその人を言うことを聞いてやってみる
そのやり方が自分に合うと感じたら、その方法を取り入れて前向きに頑張る
助言の通りにやってみたうえで、このやり方は自分には合わないと感じたら、あまりその方法にこだわらずに勇気をもって捨てる

人の助言の通りに「素直」にまずはやってみるということも大事ならば、自分自身の心、感覚に「素直」になることもまた、とても大切だと思うのです。



九頭竜弁財天大神様よりお言葉をいただくおみくじに「すなほに神にすがれ」とあります。





「自分自身の心、思いに素直になって神と向き合いましょう」
そんな風にとらえることも出来ると思うのですが如何でしょうか?
そのためにも、普段から自分の心を曇らせないように努めることが大切なのではないかと思います。



今回もご覧くださり有難うございました。






















  


Posted by 九頭竜大社  at 08:38Comments(0)

2015年08月17日

『心の器づくり』をチェック


先日ひさびさに休みがとれ、町に出て人と会いました。


ある喫茶店に入ってパスタセットを頼んだのですが、コーヒーとサラダは来たのにパスタは一向に出てこない・・・
お店の人に確認をしたら、案の定お忘れでした。


私も、ご利益ある九頭竜大社で働かせていただくようになってはや数年。


以前の私ならば、ムッとしてしまったり、もしかしたら「ちょっと困りますよ」なんてことも言ったかもしれませんが、不思議と、それほど無理をしたわけでもないのに腹が立ちませんでした。

「最近入ったばかりのアルバイトさんだったのかもしれないな・・」
「私たちが開店してすぐに入ったから、すこし準備が出来ていなかったのかもしれないな・・」
「これだけ暑かったら、まあ、たまには抜けてしまうこともあるよな・・」
「待っている間、相手とゆっくり話すことができたからまあいい・・」

と、無理なく自然に思える自分がいたので、少し嬉しくなりました。
たったこれだけの出来事なのですが、以前とは違う自分を発見し、九頭竜大社で働いて少しは『心の器づくり』が進んだのかなと思えたからです。


九頭竜大社の教えは
「感謝の心を持つこと」
「道理に合わない無理な考えはしないこと」
「ゆっくりと『心の器づくり』をすすめてゆくこと」
です。


日常の何気ない出来事のなかで自分がどのように感じるか、どのような心の持ち方をするか、私はそんなことで、自分自身の『心の器づくり』のすすみ具合をチェックするようにしております。


本当に暑いですね・・・
皆さまどうぞご自愛ください。



  


Posted by 九頭竜大社  at 08:33Comments(0)

2015年08月10日

心の底から思うこと


信仰生活において
「心の底から思うこと」「心から納得できること」「何かに気づき腑に落ちること」
このようなことがとても大切なのではないかと思います。



たとえば
「怒ってはいけませんよ。怒ってイライラしても何もいいことはないですよ。腹を立てても結局自分が損をするだけですよ」
というようなことは、よく言われることだと思うのです。

理屈ではよく分かるしその通りだと思う、でも、ついカッとなってしまう、腹が立ってしまう・・・ このようにおっしゃる方は、頭では分かっているけれども心の底から納得出来ていない、本当に腹は立ててはいけないのだなと腑に落ちて納得できていないのではないかと思うのです。

本当に心の底から「腹を立てても何もいいことはないのだな・・・虚しいだけだな・・・」と深く思えてこそ、イライラしたり腹を立てたりせず、自然で穏やかな自分らしい生き方が出来るのではないかと思うのです。『心の器づくり』もすすんでゆくに違いありません。



九頭竜弁財天大神様にお導きいただくなかで、何かに気づくことが出来た、何かが心の底から深く納得出来た、そんな体験を重ねていっていただきたいと思います。

「何かが深く納得できる。腑に落ちる」までには長い年月が必要なことがあるかもしれません。

しかし、どうか必要以上に不安を抱かずに、気は長く持ってお過ごしください。九頭竜弁財天大神様は、人生において大切な何かに気づくことが出来るように、よい方向に向かうことが出来るように、必ず守りお導きくださいます。そのような人智を超えたお力をお持ちの慈悲の女神様なのです。



皆さま、どうぞよき信仰生活をお続けください。



  


Posted by 九頭竜大社  at 08:41Comments(0)

2015年08月03日

必ずよい方向に





九頭竜弁財天大神様は、大事なときには必ずといってよいほど、何らかのお知らせ、サインを送ってくださいます。
もちろん言葉が聞こえてくるわけではないのですが、何らかの出来事を通して何か大切なことに気づかせようとなさるのです。


一人一人に応じて実に巧にお導きくださいます。
たいへん身近に感じる慈悲の女神様なのです。


優しくも厳しい女神様ですから、その人が気づかなければならない大切なことであれば、それに気づくことが出来るように何度でも何度でもお導きくださいます。そうして、一人一人が、人生の課題を乗り越えてゆけるように守りお導きくださるのです。


「神様はどのようなことに気づかせようとなさっているのか」
「長い目で見れば必ずよい方向に向かうようにお導きくださる」


九頭竜弁財天大神様を信仰されるにあたっては、どうかこのことを胸に、気は長くもってお過ごしいただきたく存じます。











  


Posted by 九頭竜大社  at 08:37Comments(0)