2019年04月01日
花咲きますように
4月1日。午前10時を過ぎた頃だったでしょうか。毎月のようにお参りなさる男性の方がお越しになりました。
「新しい元号決まったで。エイコウや。栄光という字や。」
「ええっ??栄光??(・・?」
でも、発表は11時半頃だったと思うのですが…。。
「今日は何の日や?」
「今日は…4月1日。ああ、エイプリルフール!」
「はははっ!そやで!ぼーっとしてたな!」
やられました。お孫さんが希望の学校に入学されたらしく上機嫌でいらっしゃいました。
もう皆さま方ご存知の通り、新しい元号は「令和」であります。
人々が皆それぞれに花を咲かせる素晴らしい御代となりますように。
2019年03月29日
すっとしました
ある日の午前中のことです。ご遠方より数ヶ月に1回お参りなさる男性の方がお越しになりました。
「こんにちは。ご無沙汰いたしております。私、今年初めてのお参りなのですよ。」
「○○さん。そうですよね。そうではないかと思いました。いろいろとお忙しくしていらっしゃったのですね。」
「ええ…そうですね。ちょっと忙しくしておりまして…。」
9回まわるお千度をなさって社務所に戻ってこられました。
「すみません。私、先ほど、本当ではないことを言いました…。忙しくてお参りできなかったというよりは…。実は昨年末からお祈りしていたことが、自分の思った通りには叶わなかったのです。それで少々がっくりきてしまいまして…。朝早く起きて京都に足を延ばすのが億劫になってしまったのです。」
「ああ…。そうでいらっしゃいましたか。分かります。そういう時、ありますね。分かります。」
「でも、しばらく時がたって冷静になってくると、自分の思い通りには願いが叶わなかったことにはきっと深い意味があったのではないかと。神様が自分に何か大切なことに気付かせようとなさったのではないかと。そんな風に思えるようになりまして…。そして、今日、お参りさせていただくことが出来たのです。」
「そのようなお話をお聞かせいただいてありがとうございます。そうですか。春分の日も過ぎたよい日和に、このようにお参りいただいて嬉しゅうございます。」
「ああ、今日はお参りできてよかったです。お話しできてすっとしました。」
九頭竜弁財天大神様は、先々のことまでを見通されて、人を幸いにお導きくださる奇蹟の神様です。今後とも大神様の守り導きがございますように。
2019年03月22日
社長になりました
ある小雨混じりの朝のことです。数ヶ月に1回くらいお参りをなさる30代の男性の方が社務所にお越しになりました。
「朝一番ですみませんが、お祓いをお願いできますか?」
「ええ、お受けいたしますよ。どのようなお願い事ですか?」
「私、社長に就任したのです。これから諸事うまく運ぶようにお祓いをしていただこうと思いまして。」
お若いのに社長になられるとのこと。しばらくお話を伺いますと…。何と申しますか…。いろいろあられたようで、本当に不思議なご縁で…。家業ではなく、仲間の方と起業されたようです。それが本当に不思議な巡り合わせで社長になられることに。
「いろいろと大変でいらっしゃるのですね。」
「ええ、頑張ってますよ。社長になるのは大変なことなのですね…。正式に社長に就任してからも、解決していかなければならないことがたくさんあります。でも、お蔭さまでいろいろな人にお助けいただいているのです。」
ご本殿でお祓いを執り行いました。お祓いが行われた後には青空がのぞき、日も射してきまして、9回まわるお千度をなさいました。
「ここ数ヶ月は本当にいろいろなことがあって…。何か深く感じるところがありました。これからは毎月お参りさせていただきます。」
ええ、きっとそのようになさることと思います。
九頭竜弁財天大神様の守り導きがございますように。
九頭竜大社のお祓い
「朝一番ですみませんが、お祓いをお願いできますか?」
「ええ、お受けいたしますよ。どのようなお願い事ですか?」
「私、社長に就任したのです。これから諸事うまく運ぶようにお祓いをしていただこうと思いまして。」
お若いのに社長になられるとのこと。しばらくお話を伺いますと…。何と申しますか…。いろいろあられたようで、本当に不思議なご縁で…。家業ではなく、仲間の方と起業されたようです。それが本当に不思議な巡り合わせで社長になられることに。
「いろいろと大変でいらっしゃるのですね。」
「ええ、頑張ってますよ。社長になるのは大変なことなのですね…。正式に社長に就任してからも、解決していかなければならないことがたくさんあります。でも、お蔭さまでいろいろな人にお助けいただいているのです。」
ご本殿でお祓いを執り行いました。お祓いが行われた後には青空がのぞき、日も射してきまして、9回まわるお千度をなさいました。
「ここ数ヶ月は本当にいろいろなことがあって…。何か深く感じるところがありました。これからは毎月お参りさせていただきます。」
ええ、きっとそのようになさることと思います。
九頭竜弁財天大神様の守り導きがございますように。
九頭竜大社のお祓い
2019年03月14日
五葉松の剪定
今日は朝から、五葉松の剪定が行われています。
とても麗しくなって参りました。
五葉松の隣では、紅白のしだれ梅がきれいに咲いています。
2019年03月11日
初めてのお参り
「初めてお参りするのですが、お参りの仕方を教えていただけませんか。」
ある女性の方が社務所にお越しくださいました。
9回まわるお千度。初めてではなかなかお分かりいただけません。
九頭竜大社の受付ではよくあるやり取りです。
お作法が書かれたパンフレットを差し上げて、おローソクと線香のお供えの仕方をご説明して…
その後は境内に出て、9回まわるお千度のお作法をご案内いたしました。
お千度をなさって、おみくじを引かれて社務所に戻ってこられました。
「ご遠方からお越しになられたのですか?」
「兵庫県からなのです。兵庫を中心に活躍されている〇〇さんという方がおられるのですけれども、ご本人から九頭竜大社は霊験あらたかでよくお参りするとお聞きして。それで今日初めてお参りさせていただいたのです。」
〇〇さん…。私もお名前をお聞きしたことはあります。九頭竜大社にお参りなさっているということもお聞きしたことがあります。ところが…きっと境内でお姿をお見掛けしたことはあるかとは思うのですが…どなたなのか…分からない…のです。そのようなこともございます。
「来てよかったです。神様のお力があふれていて気持ちのいいお社でした。緑が気持ちよくて、鳥のさえずりが聞こえて、比叡のお山が見渡せて。本当に気持ちのいい、心がすっとするお社でした。」
「ああ、そのようにおっしゃっていただいて本当に嬉しいです。きっとこのお社に合っておられるのだと思います。よかったです。」
九頭竜弁財天大神様は奇縁でもって人を引く神様です。
何らかのきっかけで初めてお参りになって、とても気持ちがよかった、そのようにおっしゃってくださる方が多いです。そしてまたお参りくださる、折に触れてお参りくださる、そのようなこともよくございます。
どうぞまた、お参りいただきますように。
9回まわるお千度
2019年03月01日
おついたちに
今日は「おついたち」です。毎月多くの方々がお参りなさいます。
毎月「おついたち」にお参りなさる方とお話しさせていただきました。会社を経営されている男性の方です。
私の知らない実業の世界の、大変なお仕事のお話をしてくださいました。
「強欲はダメですね。もちろん目標は立てるのですよ。でも、それにこだわりすぎてはいけません。数字を追いかけすぎていいことはありません。」
「ああ、やはりそうですか。神社で働いている私は、おっしゃるようなことは日々ひしひしと感じているのですが…。実業の世界でもやはりそうなのですね。」
「ええ、そうです。それはそうですよ。本当に色々な人がいます。会社に勤めていて独立するような人もいますね。もちろんそれはそれでいいことだと思うのですよ。でも、お勤めしていた会社に不義理をしたり、顧客を奪っていったり…。私は長年いろいろな人を見てきましたが、そのような人はね…。目先の、最初のところだけはいいかもしれないですけれど、長い目で見たらうまくいかないですね。」
これはその通りだと思います。我を張りすぎて、道理に外れたことをして、自然に反したことをして、幸いに向かうはずはないのです。九頭竜大社の教えの中にもある真理だと思います。
「私は、商売は必ずしも大小だけではないと思うのです。信頼を大切にして、質の高い仕事をしたいですね。いろいろなことがあっても強欲にならないで、会社を末永く維持存続していくことを大切にしたいですね。」
大変穏やかな素敵な表情でおっしゃいました。
来月のお参りをお待ち申し上げております。
「九頭竜大社の教え~自然に帰って生きる~」
2019年02月23日
大杉の伐採
2月22日、23日の2日間をかけて、御神苑(非公開)の大杉を伐採いたしました。
昨年の台風21号のような大変強い台風が来れば、お参りの方々の安全を脅かし、また、雅楽殿に甚大な被害をもたらすおそれがある大杉でした。
手前の赤い瓦の屋根が雅楽殿です。
先ず大杉の枝をすべて伐採した後、上の方から順に少しずつチェーンソーで切ってゆきます。
重機も入って撤去作業が行われました。
丸二日間かかった大変な作業でした。
無事に行われてよかったです。
昨年の台風21号のような大変強い台風が来れば、お参りの方々の安全を脅かし、また、雅楽殿に甚大な被害をもたらすおそれがある大杉でした。
手前の赤い瓦の屋根が雅楽殿です。
先ず大杉の枝をすべて伐採した後、上の方から順に少しずつチェーンソーで切ってゆきます。
重機も入って撤去作業が行われました。
丸二日間かかった大変な作業でした。
無事に行われてよかったです。
2019年02月21日
思わぬところから
少し前のこと。数ヶ月に一度お参りなさる女性の方からお伺いしたお話です。
「九頭竜大社は不思議なお社ですね。私は関東の方に住んでいるのですが…。最初は九頭竜大社のことを知らなかったのです。で、ある時、京都市の地図を眺めていたのですね。すると、市内の中心部でもないこの九頭竜大社のところがチカチカと光っているかのように見えたのです。」
「そうですか。光っているかのように見えた…。不思議なことですね…。」
「そうなんです。とても不思議なことでして。それで九頭竜大社のことに関心を持つようになってお参りするようになったのです。」
なるほど…。不思議なお話です。
「お参りするとやはり心がすっとするのですね。ここはそういうお社。お参りさせていただけるようになって本当によかったです。」
「それはよかったです。九頭竜弁財天大神様は奇縁でもって人を引く神様ですから。きっとその奇蹟のお力でお導きくださったのだと思います。」
それからしばらくお話しさせていただきました。
「私は会社を経営しておりましてね。海外との取引をすることもあるのですけれども…。時に日本の常識が通じなかったりだとか…。とても厳しい仕事なんですね。」
「なるほど…。そうなのですね。」
「ええ。でも、九頭竜弁財天大神様にお助けいただいているのです。例えば人と、仕事とは直接は関係しないお話をしているとするでしょう。すると、そんな中から、まったく思わぬところから助けていただける、すっと道が開けたりするのです。ああ、神様にお助けいただいているのだなあ…と、そんな風に感じるのですよ。」
このような感覚は分かります。人と何気ないお話をしている時に、はっとした気付きがある、その人の口を通して神様が自分に何かを気付かせようとなさっているのかしら…と、そんな風に感じることは私もございます。
そのように神様からのお知らせを受け取れる時というのは、心が穏やかで落ち着いた状態の時なのです。怒りやイライラとか、心が負の状態でいっぱいでは、なかなかこういうことはないと思います。心がそんな状態では神様からのお知らせが受け取れないのだと思います。
今回もよいお話をお聞かせいただきました。
またのお参りをお待ち申し上げております。
九頭竜大社の書籍
2019年02月16日
二月のお祓い
運勢の変わり目である二月は、一年で最も「お祓い」のお申込みが多いです。
節分や立春の頃も多かったですし、先日の3連休は朝から夕方までほぼ一日中、本殿でお祓いをいたしておりました。
厳しい冷え込みが応えます。
でも、もうすぐ寒さが和らぐようですね。予報では来週からとても暖かくなるのだとか…。
「なかなか進展せずに滞っていたことが、暖かい日差しが射し込んできたかのように前に進み出しました。九頭竜弁財天大神様に守っていただきました。本当に有難いです。」
一日中続くお祓いの合間には、このようにとても嬉しいお話もお聞かせいただきました。
まだまだお祓いは多そうです。
二月は大きく運勢が動き出す、一年の始まりともいえる時だと思います。
皆さま方が幸いに進まれますように。
九頭竜大社のお祓い
2019年02月04日
節分祭
平成31年2月3日(日)、節分祭・福豆まき式が執り行われました。
写真はプロカメラマン・山中 茂さんの撮影です。
本年も元プロ野球投手・若生 智男さんに福豆まきのご奉仕をしていただきました。
サインもお書きくださいました。
「サインだなんて今更…。」と謙遜なさっておられましたがとんでもないです。
若生 智男さんとは昭和30年代からの長い御縁。平成最後の節分祭。
いただいたサイン色紙はご神前にご奉納いたしました。
心配したお天気のほうは、福豆まき式が執り納められた後から雨に。本当に幸運でした。
やはり九頭竜弁財天大神様です。お守りくださいます。
平成31年の節分祭も多くの方々にご参列いただき、無事盛大に執り納められました。