今は攻める時か守りの時か

九頭竜大社

2014年06月09日 08:47

ある程度年齢を重ねてゆくと自分の生き方のパターンのようなものが見えてくるように思います。


「自分はこのような心の状態になってくるとよくない」「調子が悪いときにはこのようなものの考え方をしてしまう」あるいは逆に、「自分はいいときにはこのような心の持ち方、考え方で進んでいる」という具合にです。何となくでも、自分自身はこのようなときは調子がよく、このようなときは調子が悪いというようにお感じになっておられる方々は多いのではないかと思います。


また、「ツイているとき」と「ツイていないとき」は確実にあるように思います。これも、自分自身の「ツイているとき」と「ツイていないとき」のパターンがあるように思います。「ツイているとき」にはトントン拍子に物事が進み概ね周りの反応もいいのに、「ツイていないとき」は間が悪く、何となく周りの反応もよくないように感じるというようにです。


このような感じで、今の自分はどのような状態にあるのか、「ツキ」がある時なのかないときなのか、いつも把握しておくことは、とても重要なのではないかと思います。


仕事でも、とても忙しい日と、そうでもない平常の日とでは、やはり心の入れ方や動きが多少は違ってくるのが普通だと思います。
それと同じように、自分が「状態がいいとき」「状態が悪いとき」「ツイているとき」「ツイていないとき」に同じように動いてしまってはいけないように思います。


「状態がいいとき」「ツイているとき」は、やはり思い切って攻めることも大事だと思います。今までに経験したことがないような新しいことに挑戦してみることもよいように思います。このようないいときにはやはりよい結果が出やすいものです。そしてよい結果が出たときに、決して慢心してはならないのです。いいときに慢心してしまうと思わぬ落とし穴にはまります。

「状態が悪いとき」「ツイていないとき」は、少し慎重に、足元を見つめなおしてみることが大事です。今までに経験したことがないような新しいこと、あまり自信が持てないことはすこし控えたほうがよいように思います。我慢をして足元を見つめなおしてみることにより、何かに気づかされることも多いように思います。


今、自分がどのような状態にあるかは、自分自身が感じとらなければならないと思います。
九頭竜弁財天大神様と向き合い信仰生活を続け、『心の器づくり』を進めておられると、感覚が研ぎ澄まされて参ります。
もちろん神様が直接言葉ではっきりと伝えてくださるということはないのですが、神様は日常の出来事などを通して何かに気づかせようとなさいます。これは実際に体験なさらなければなかなかお分かりいただけないのではないかと思うのですが、その人だけに分かるように、神様は何かを伝えようとなさるのです。今はいい時なのか悪い時なのか、攻める時なのか守りの時なのか、ご自身で感じ取っていただきたき、幸いな人生を歩んでいただきたく存じます。


今回もご覧くださりありがとうございました。