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2014年08月03日

お札のまつりかた

本日は九頭竜大社のお札のまつりかたについて綴らせていただきます
九頭竜大社のお札のまつりかたは独特で、開祖大西正治朗が示したものです。従って、他の多くの神社様がお示しになっておられるまつりかたとはやや異なる点がございます。その点、予めご了承をいただきますれば幸いです。


九頭竜大社のお札は二種類ございます。
神札(白いお札)と厄除神札(赤いお札)です。


神札(白いお札)は、神棚でおまつりいただくお札です。
可能ならば目線よりも高い位置に、北向き、表鬼門(北東)向き、裏鬼門(南西)向きにだけはならないように注意しておまつりいただきます。
開祖は、九頭竜弁財天大神様のお力が込められた神札を、神棚で丁寧におまつりすることをとても大事に考えました。
また、一般的には複数の神社様のお札を重ねておまつりすることは問題ないとされるのですが、開祖は、九頭竜大社のお札に関しては、他の神社様のお札と重ねておまつりすることは避けるべきとの考えでした。(九頭竜大社の神札と複数のお社のお札を横に並べておまつりすることは基本的に可と考えます)

とは申しましても、今の時代、特に若い方々に、「神札は必ず神棚でまつってください。そうでないと駄目です。」と申し上げるのは、少しハードルが高いような気がいたしております。実際、神社でご参拝の方々と接しておりましても、「神棚はもっていない」とおっしゃる方々のほうが多いです。開祖が存命だったときとは、やはり時代が変わってきていることは否定できないと思います。

とはいえ、神札は、九頭竜弁財天大神様のお力が込められた尊いお札であることは、今も昔も変わりません。決して粗末に扱うようなことがあってはなりません。ですから、今の生活環境上、なかなか神棚でおまつりすることは難しい方でも、神様のお力が込められた尊いお札であることをゆめゆめお忘れにならずに、丁重におまつりいただきたいのです。そしていつのときか、神棚でおまつりいただけるようになっていただければと願う次第です。



厄除神札(赤いお札)について。
厄除神札は、家の表鬼門(北東)、裏鬼門(南西)にあたるところや、勝手口の付近におまつりいただきます。また、少し気がかりになられる場所におまつりいただいても結構です。目線よりも高く、両面テープで壁に貼るなどしておまつりいただければと存じます。

厄除神札に関しましては、「神棚でおまつりすることが望ましい」とか、「このような方角に向けておまつりすべきではない」などというようなことは基本的にはございません。ただ、申し上げるまでもございませんが、厄除神札も、九頭竜弁財天大神様のお力が込められた尊いお札です。決して粗末にはならないように丁重におまつりください。



九頭竜大社のお札は、基本的なルールを守り、「九頭竜弁財天大神様のお力が込められている」ということをお忘れにならずに、丁重におまつりください。必ずや大きなお蔭をいただけるものと存じます。



本日もご覧くださりありがとうございました。


九頭竜大社のお守りについては公式ホームページでもご紹介していますので、ご興味のある方はご覧ください。









Posted by 九頭竜大社  at 08:39 │Comments(0)

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