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Posted by 京つう運営事務局  at 

2014年01月27日

心はつながっている

人間関係がこじれてしまうとどんどん泥沼にはまってしまいます。相性の合わない人たちやどうにも考えが理解できない人たちと付き合っていかなければならないことはこの世の常ともいえます。これは大変な苦しみです。


九頭竜大社の祭典にて奏上される「天地清浄の祝詞」のなかに次のような一節がございます。

目に諸々の不浄を見て心に種々(くさぐさ)の不浄を観ず。耳に諸々の不浄を聞きて心に種々(くさぐさ)の不浄を聴かず。

人生を歩んでゆくうえにおいてはさまざまにいやなことも見聞きしますが、そのことにより心まで毒されてしまうことなくさらさらと受け流していきましょう、必要以上に相手のことをわるく思ったりイライラしないでおきましょうと、このようにこの一節を理解したいと思います。もっとも、これは大変に難しいことです。


人間の心は通じているものです。相手に対する思いがそのまま相手の自分に対する態度として返ってまいります。これはおそらく皆様方も実際に日々経験なさっているのではないでしょうか?目に見えない心の世界は実に不思議です。


どうしても考えの合わない相手に考え方や習慣を改めてもらうことは極めて困難です。実際に私たちがすぐにできることは自分自身の心の持ち方を変えてゆくことなのです。心の世界はつながっていますから、自分自身の心の持ち方が変われば、必ず相手の態度も変わってまいります。相手のことが少しずつ理解出来たり受け入れる気持ちになってきた同じ時期に相手の態度も変わって参ります。これもおそらく皆様方も経験がおありなのではないでしょうか?


よい人間関係を築いていくことは九頭竜弁財天大神様に導かれ幸せに生きていくために不可欠です。
「心の器づくり」にお努めください。

  


Posted by 九頭竜大社  at 12:07Comments(0)